FXに続いて、退職金運用のプランでご紹介するのは商品先物取引です。
投資では株式投資が有名ですが、実は商品先物取引も投資商品の歴史があり、一説には日本の大阪が発祥という日本にゆかりのある投資方法なのです。
商品先物取引の歴史は長く、日本では江戸時代まで遡ります。時代劇でも有名な大岡越前は、1730年代に徳川吉宗の命令で米の先物市場を整備します。
江戸時代の日本経済の基盤は米で、大阪の米市場は全国の約4割が取引される大市場でした。
大阪の商人は便利な米手形を発行し、損失をなくすために後の先物取引のルールとなるとなるシステムを考え出したということです。
近代になってからは株式投資の陰に隠れて地味な存在でしたが、インターネットのおかげで資産運用を考える人にも注目されるようになってきます。
少しだけ商品先物取引の仕組みをお話しすると、商品を将来の価格で売買するのが特徴です。
株式投資に近いものがありますが、商品先物取引は「とうもろこし」「原油」「金」など実際の「商品」を取引する投資になります。
興味があれば、この商品先物取引のみでもかまいませんが、稼いでいる投資家の人たちは、自分の資産の一部として株式投資などと並行しながら、運用をすることが多いです。
「有事の金」という言葉がありますが、歴史を見ると不況になると金の価格が上昇することから投資家はリスクを分散する意味でも金などを保有しています。
また、ちょっと視点を変えて、生活に身近な趣味的な分野でもこの商品先物取引は行われています。
例えば「アンティークコイン」。
記念硬貨や限定生産のコインなどは質屋などでも活発に取引されていて、海外だと投資商品のカテゴリとして「コイン」があるほどです。
これであれば、気軽にはじめられませんか?
他の投資でもそうですが、まずは自分が「興味と情熱」を傾けられることが退職金運用を継続する上でも大切になってきます。
興味と情熱があれば、細かな事にも気づき、他の投資家が見つけられないあなただけの視点で退職金運用ができます。
まさに、趣味に趣味をかけ合わせるようなワクワク、ドキドキする未来が待っているのではないでしょうか?
最後に株式投資などと並行してまずはルールや投資用語を学びたいという人のために下記に講座をリストアップしておきます。