不動産投資に続き、退職金運用のプランとして人気のひとつがFXです。
会社を退職した人だけではなく、現役のサラリーマンや主婦なども運用を行っており、幅広い世代の人が資金運用の方法として利用しています。
FXとは外国為替証拠金取引のことをいい、外貨預金と同様に外貨に投資する商品になります。
簡単に言えば、ドルや円、ユーロなど通貨の売買を行って利益を得る投資のことです。
為替レートは日々変動しているので、通貨の値上がりや値下がりを予想してそれが当たれば利益を得ることができます。
ここで、「予想」というと、ギャンブルのように聞こえませんか?
しかし、FXの場合、チャートの値動き等を見ながら、論理的に取引を行っている人も多く、他の投資同様にFXも日々の学びによって投資成績が大きく変わってきます。
FX取引の内容はというと、外貨預金であれば手持ちのお金しか運用することはできませんが、FXの場合には預けた資金の何倍もの取引を行うことができるのが魅力です。
これを「レバレッジ」と言います。
このレバレッジによって、外国為替相場の変動によって大きな利益を上げる事もできますし、その反対に損失を被ってしまうこともあります。
取引時間に関しては、24時間都合の良い時間帯に取引ができるということが挙げられます。
さらに、外国為替取引は株式相場などのように限られたマーケットで取引されているわけではありません。
全世界が一つのマーケットになっており、売りたい人と買いたい人が個々に取り引きを行う仕組みになっています。
いわゆる相対取引と呼ばれるもので、同じ時刻に同じ通貨を取引する場合でもそれぞれの取り引きによって価格は異なります。
FX取引は、世界中に通貨を売りたい人や買いたい人がいるので、24時間運用することが可能なのです。
24時間ですと、自分の生活リズムや時間帯で取引時間を工夫できますが、その反面、夢中になりすぎてしまうと休める時間がないため健康面の注意が必要です。
会社を退職すると運用にかける十分な時間を確保できるようになるので、その時間を有効活用して資産運用をしてみたいという人にオススメです。
株式投資同様に口座を開設すればすぐに取引を行うことができますし、口座開設の手数料もほぼかかりません。
パソコンなどでインターネットを使って手軽に取引を行うことができます。スマートフォン専用のアプリもあるんで、パソコンを持っていなくても取引は可能です。
他の投資にはない、仕組みとしてFXでは為替差益を狙って取引を行うことが多くあります。
例えば、1ドルが100円の時にこれから上がると予想して1000ドル購入したとします。1ドルが110円まで値上がりした時に売却すれば、10,000円の利益が出たことになります。
その反対に、ドルが値下がりすると予想した時にも売買を行うことができます。値下がりを狙って売りからでも取引を始められるからです。1ドルが105円の時に売って、110円になったら買い戻せば10,000円の利益がでます。
しかし、当然ですが、予想に反した値動きをした場合には損失になってしまいますが、あらかじめ損失を最小限に抑える「ロスカット」と仕組みがありますので、ルールをきちんと把握しておけば、そこまでのリスクはありません。
先程の「レバレッジ」の仕組みを使うと、利益が出れば大きいですが、ほんの少し見込みが狂うと、「ロスカット」され、マイナスになります。
FXは、人気投資商品のため、書籍も多く発売されていますが、やはりルールを体系的に覚えるには時間がかかってしまいます。
最初のうちはどの部分をどのように取引に活用するのかなどもわかりませんよね?
そういった場合にまずは基礎知識から勉強することは投資全般においても大事なことなってきます。
最後に、FXを体系的に学べる講座をリストアップしておきますので基礎から学びたい人にオススメです。
FX会社が主催しているものは、口座を開設してほしいことがFX会社の狙いですので、
自分が作ろうと思っている証券会社が主催をしている場合は勉強にもなるので
受講してみることをオススメします。
また、セールスされることが苦手なかたは、FX会社が主催していない以下の講座は中立的にFXの知識を得ることができますのでオススメです。